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花に食に!イメージ以上の春のオランダ

  • 2017/01/23
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Park 17写真提供:キューケンホフ公園©
寒い冬を終えて、人も自然も活発に動き始めるのが春。
こちらのトピックでは、春のオランダに期待しているイメージそのまま、そしてその期待を超える楽しみ方をお伝えします。
やっぱりオランダは春が似合います!

いつも身近に花がある国

チューリップは言わずもがな、それ以外にも多くの花を育てて輸出しているオランダは、花卉(かき)生産額が世界第2位と、国の経済においても花が非常に重要な役割を果たしています。

生活の身近にいつも花があるので、道端では多くの花屋を見かけ、食卓にもお花、小さなお庭にも綺麗な花が咲き誇り、花束を持って街行く人を見かけることも多いと思います。

そんな「世界の花屋」とも謳われるオランダの春は、思いっきり花を愛でましょう。
春にぜひ訪れてほしいお花の名所をご紹介します。

開園は春の8週間のみ!キューケンホフ公園

Park 05
写真提供:キューケンホフ公園©

オランダを代表する花「チューリップ」を楽しむなら、
キューケンホフ公園は外せません。

32ヘクタール、東京ドーム約7個分の敷地には、800種類以上のチューリップをはじめとした球根植物が栽培され、世界中から訪れる観光客を魅了します。
この公園は毎年3〜5月の約8週間しか開園されず、この短期間のために、花々は丁寧に手入れされています。マルチレベルプランニングという特殊な植え付けや屋内パビリオンの新鮮な花の入替えを行っているので、開園中はいつ行っても美しい花を楽しめるようになっています。

丘陵や池、木立が広がる公園内では、花壇を愛でながら遊歩道をゆったり歩き、風車の前で記念写真を撮ったりしながら自然の中の花を楽しむことが出来ます。また、屋内の展示パビリオンではフラワーショーが開催されたり、園内の所々で彫刻やオブジェなども展示されたりと、1日中のんびり楽しむことが出来ます。

Keukenhof-028
写真提供:キューケンホフ公園©

園内を見終えた頃には、綺麗なお花をお土産に持って帰りたい!という気になってくるかと思いますが、球根などは検疫が必要になるので少々面倒な手続きが必要となります。
空港では検疫証明書が付いたものも売っていますので、お土産に持って帰りたい方は、そちらを買うのが無難かもしれません。

キューケンホフ公園への行き方は、バス+入園料がセットになったコンビチケットを買って、バスで行くのがおすすめです。
アムステルダムから:29ユーロ
スキポール空港/ライデン駅/ハーレムから:24ユーロ
※2017年5月現在

ノールドワイクのフラワーパレード

アムステルダムから車で30分程の、海沿いにある小さな街「ノールドワイク」では、
毎年4月にフラワーパレードが開催されます。

花パレード2
写真提供:オランダ政府観光局

このパレードでは、約42km先にあるハールレムを目指して、大きな山車20台や色とりどりに飾られた車30台が1日かけてゆっくりと進んでいきます。
この山車のクオリティはとてつもなく高く、すべて花で作られているとは思えない程、壮大で繊細、そしてアーティスティックな作品となっています。ぜひ遠くから、そして近くからも、その美しさをまじまじと見てみてください。
今年2017年は4月22日に開催予定です。

世界最大のチューリップ畑ザイプで楽しむハイキング

チューリップ畑(ザイプのイメージとして使ってください) (1)
写真提供:オランダ政府観光局

アムステルダムから北東へ1時間程行ったザイプという地域では、
4〜5月の開花時期に世界一のチューリップ畑を見ることができます。

一概にチューリップ畑と言ってもその種類は多彩で、私たちが見たことのない色や種類のチューリップが沢山。黒に近いダークな色から真っ白、淡いピンクから濃いピンクなど、バリエーション豊かなチューリップたちは見ていて飽きません。

そしてこのザイプのチューリップ畑では、
毎年限られた日だけ開催されるハイキング大会もあります。

チューリップ畑(ザイプのイメージとして使ってください) (5)
写真提供:オランダ政府観光局

この日は、通常入ることが許されていない畑の中を歩くことができたり、途中ハイカーを励ますクッキーや飲み物が用意されたりと、チューリップ畑を存分に楽しむことができます。
今年2017年は、4月30日に開催予定
参加希望の方は、事前に下記サイトより申し込みましょう。
参加費は大人7.5ユーロ、12才以下の子供は3ユーロです。
サイトはこちら

以上3箇所ご紹介しましたが、どれもオランダの花を目一杯楽しめる、一押しの場所とイベントです。
春だけの贅沢な花の香りに包まれてみてはいかがでしょうか?

ダッチチーズを食べよう

オランダで、花以外に輸出の要となっているのがチーズ
チーズ好きのオランダ人は、一人あたり年間平均15キロを消費し、「チーズヘッド(=チーズで頭がいっぱい!)」とも言われています。

有名なのは「ゴーダ」や「エダム」といった種類で、
その名前を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
どちらのチーズもセミハードタイプのチーズで、お土産にもおすすめです。

アルクマールのチーズマーケット (2)
写真提供:オランダ政府観光局

そしてこのチーズ名は、周辺のチーズ生産農家が売買をするマーケットが行われる村の名前に由来しており、ゴーダとエダムではいまも昔ながらのチーズマーケットが開催されています。春はチーズ市の始まりの季節とも言えます。

アルクマールのチーズ市に行こう

アルクマールのチーズマーケット (1)
写真提供:オランダ政府観光局

4月初旬から9月初旬まで、毎週金曜日にチーズ市を行っているのがアルクマール村。
あまり聞きなれない名前かもしれませんが、伝統のチーズ市を何世紀も変わらず行っていることで有名な町です。

ワーフ広場という広場一面に、丸いイエローゴールドのチーズが2,000個ほど早朝から並べられ、支配人と業者がチーズの品質をチェックします。1つ10キロ以上もするチーズの塊を整然と並べるには、運搬するチーズキャリアーの人たちは欠かせず、そのほかにも並べる役のプレイサー、投げる役のスローワー、計量責任者のスケールマスターというそれぞれの役割を持った人たちが、このチーズ市を支えています。

可愛い伝統衣装に身を包んだおじさん、お姉さんたちと記念写真を撮ることができたり、チーズの塊を観光客に持たせてくれたり、チーズの試食もさせてくれるこのチーズ市は、半分ショーのようなエンタメ要素もあって非常に人気です。
競りは10時からですが、早めに行って広場の見やすい位置を確保しましょう。

アルクマールはほかにも見所がある町なので、市が終わったあとは村の観光にも出かけましょう。
■ダッチチーズミュージアム
アルクマール・チーズ計量所の2階と3階にあり、オランダでのチーズ作りの伝統と歴史を学ぶことができます。チーズ作りは昔、農家の女性の仕事であり、その際に使用していたチーズ製造の道具や衣装などが展示されています。
建物自体も、何百年も前からある教会だった建物を利用しているので、その趣も一緒に感じてみてください。

■屋台グルメ「ポッフェルチェ」
チーズ市の周りには屋台がいくつか出ているので、
チーズの試食と一緒に屋台グルメも味わってみましょう。

ポッフェルチェス (2)
写真提供:オランダ政府観光局

軽くつまめておすすめなのが、オランダ風ミニパンケーキの「ポッフェルチェ」。そば粉や小麦粉とイースト菌を混ぜて焼いたもので、ふんわりとした軽い口当たりです。屋台では、まるでたこ焼きと間違えてしまいそうな、丸い穴がいくつも空いた専用の焼き器で焼きます。バターとたっぷりの粉砂糖をかけた一口サイズのポッフェルチェは、ぱくぱくと何個も食べられちゃう美味しさです!

春のイベント「イースター」!オランダでの過ごし方は?

欧米で祝日となっている「イースター」をご存知でしょうか?
「復活祭」とも言われ、イエス・キリストの復活を祝う日ですので、
キリスト教においては非常に重要な日とされています。
満月の日が関係してくるので毎年日にちが変わりますが、
大体3月下旬〜4月下旬に設定されます。(2017年は4月17日です。)

オランダもイースターの時期が近づくと、カラフルな色で絵付けされた卵を飾ったり、うさぎや卵型のチョコレートやキャンドルが売られていたり、お花屋さんではイースター風にアレンジされたアレンジメントが売られます。
では、実際イースター当日は何をどのようにして過ごすのか?オランダのイースターについてご紹介します。

卵のぶつけ合いをする?

イースター
写真提供:オランダ政府観光局

先に述べた、街中で売られている色付きでカラフルな(ゆで)卵などは、
もちろん家で飾ったりするのですが、飾って終わりではありません。

イースター当日は、庭や家の中に隠しておいた卵やチョコレートを
子供たちが探すという、通称エッグハントを各家庭で行います。
このエッグハントは子供たちに、楽しみながら、わかりやすくイースターの意味を教えるために始まったとも言われており、卵は生命の象徴で、またひよこが殻を破って生まれる姿というのは、キリストの復活と通じる意味があるようです。

そして卵を見つけた後に行われる、典型的なオランダの風習が、
卵のぶつけ合いです。(ここで言う卵は、固ゆでしてあるゆで卵のことです。)

手に持った固ゆで卵どうしをぶつけて、自分の卵は割らずに相手の卵を割れば勝ち、という単純なゲームですが、意外に盛り上がるのか、イースターエッグの約92%はぶつけ合われる、という統計も出ているそうです。(オランダ・ブールヴァールド・テレグラーフ紙調べより)

エッグハントの前後は、家族揃ってブランチを取る、
というのがオランダ流イースターの過ごし方。
卵料理はもちろんのこと、スモークサーモンやローストビーフをパンにのせたり、子供にはうさぎ形のパンを用意したりと、豪華なブランチを家族で楽しみます。
イースターの日はほとんどのお店が休みなので、家でゆっくり過ごす家庭も多いですが、
何故か家具・インテリアショップはオープンしているようで、家族そろって家具を見に行く家庭も多いとか。家具店にとっては書き入れ時ですね。

いずれにせよ、私たち日本人がお正月を家族で過ごすように、オランダではイースターは家族団らんの春のイベントのようです。

春が似合うオランダ、いかがでしたでしょうか?
花々が咲き誇る春は、お花大国オランダを訪れるのにぴったりな時期です。
今年は春を贅沢に感じたい、というあなたは、ぜひオランダへ!
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