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ギリシャ神々の世界遺産

  • 2016/11/21
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突然ですが、「ギリシャ神話」について詳しくご存知でしょうか? 日本人でしっかり説明できる人は、あまり多くないかもしれません。 しかしギリシャ神話はギリシャ人だけではなく、ヨーロッパの人々の文化・文明に大きな影響を与えた、ギリシャが誇る文化ともいえます。 現在ギリシャで認定されている世界遺産のいくつかは、ギリシャ神話に関わるものですので、神話を少しでも知っていれば、ギリシャの世界遺産を何十倍も楽しめるはず! まずは神話を簡単に説明しましょう。

ギリシャ神話とは?

古代ギリシャ人の教養であり、そして今なお語り継がれている伝承文化です。
諸民族から様々な神話や伝説が集められ、世界の始まりや時間・空間、自然現象、天体などから、人間の感情や運命、困難まで、様々な事象が神々によって擬人化された物語です。

ヨーロッパではこのギリシャ神話の与えた影響が大きく、絵画・文学・哲学・心理学など、様々な分野の著名人の考え方の土台となってきました。
内容が難しいのでは?と思われるかもしれませんが、人間的な要素に共感を感じられる部分も多くあるため、興味深く面白い内容だと思います。
ギリシャ神話を題材にした映画や漫画なども多くありますので、自分にあったツールでギリシャ神話に触れてみてください。

神話に関係する世界遺産

ギリシャの文化遺産には神話の神様に関係する場所が多くあり、古代ギリシャの人々と神話との、強いつながりを感じられます。

■アテネのパルテノン神殿
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ギリシャの世界遺産で最も有名で、名前を聞いたことがある人も沢山いるのではないでしょうか?
紀元前438年に完成した神殿には、創建当時はアテネの守護神である「女神アテナ」の像が祀られていたと言われています。
元々は豪華絢爛であった神殿ですが、アテネの衰退とともにその姿を幾度も変え、修復と再建が繰り返されてきました。しかしその趣と堂々とした姿は、現在でも多くの人々を惹きつける荘厳な遺産です。

■デルフィの考古遺跡
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デルフィとは中央ギリシャ地方にあったポリス(都市国家)のことであり、予言の神アポロンが古くから崇拝されてきました。
そのアポロンが祀られていた神殿には、王様を含めた多くのギリシャ人が、重要な決定を行う際に神託を求めてやってきました。歴史的に有名なトロイア戦争なども、この神託の結果で引き起こされたと言われています。

周辺には、アポロンが祀られていた神殿以外にも様々な遺跡が残されています。劇場跡や競技場跡もあり、デルフィに住んでいた古代ギリシャ人の営みを感じられます。
また、かつては聖なる泉として神官達が身を清めたとされる「カスタリアの泉」では、今でも変わらずパルナッソス山からの水が湧き出ています。
古代から変わらず湧き出る水を、ぜひ飲んで帰ってください。

オリンピック発祥の地!オリンピアの古代遺跡

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出典:https://www.instagram.com/grecotellakopetrabeach/

東京で56年振りに開催される2020年の東京オリンピックに向けて、日本中が湧いている今日この頃ですが、そのオリンピック発祥の地はギリシャの「オリンピア」というのを聞いたことはありますか?
近代オリンピックの始まりは1896年とされていますが、その前身となったのが古代オリンピアで行われていた「オリンピア祭典競技」。
ギリシャ神話において全能の神とされるゼウスをはじめ、多くの神々を崇めるために体育や芸術で競う宗教行事でした。
ポリス間でたとえ戦いが起こっていても、宗教的に大きな意味のあるこの祭典に参加する為に、戦いを一時休戦させるほど、古代ギリシャ人にとっては重要な行事でした。
その点を考えると、世界平和を究極の目的とした現代オリンピックにも、継承されている部分かもしれません。

現在でもオリンピックの聖火は、オリンピアの考古遺跡ヘラ神殿から運ばれています。
4年に1度世界が注目する瞬間を想像しながら、遺跡に立ってみてはいかがでしょうか?

そびえ立つ奇岩群メテオラ

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出典:https://www.instagram.com/wind_rosee/

ギリシャの世界遺産は、現在16の文化遺産と2つの複合遺産が登録されています。
全世界で1052件(2016年7月現在)の世界遺産がありますが、複合遺産はそのうち35件しかありません。複合遺産は、文化遺産と自然遺産それぞれの登録基準をある一定以上満たしているものだけにしか認定されないからです。
そんな世界的にも貴重なギリシャにある複合遺産、「メテオラ」をご紹介します。
メテオラは、天空にそびえ立つ20〜60メートルの奇岩群と、その上に立つ修道院群の総称です。ギリシャ語の「メテオロス=中空に浮かぶ」に由来しています。
奇岩群は海底に堆積した砂や岩が隆起して出来たものと言われており、平原に堂々と立つその姿は非常に迫力があります。

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出典:https://www.instagram.com/risa0914/

しかし驚くべきなのは、その岩の上に建つ修道院です。端から見るとどうやって登るのか考えてしまうほど険しい岩山の上に、まるで岩と一体化したように建てられています。
いくつか建つ修道院の中でも最も大きいのが「大メテオロン修道院」であり、14世紀に建てられたこの場所を起点に、他の岩にも修道院が続々と建てられました。

俗世間と離れて修行したいという修道士たちによって、合計24棟の修道院が建てられましたが、そのうち6つのみが現在も修道院として活動しています。

自然が生み出した奇岩と、ギリシャ正教の修道院という文化的価値が組み合わさった貴重な複合遺産は、ギリシャを代表する必見の世界遺産です。
修道院へはバス、または山道をトレッキングして行くことができます。
トレッキングはなかなかハードですが、どんどん標高が上がるにつれて見えてくる景色は疲れも忘れるほどの絶景で、健脚の方にはおすすめです。

2016年に登録されたばかり!ピリッポイの古代遺跡

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出典:https://www.instagram.com/nefelicuster/

今年の7月に開かれた第40回世界遺産委員会にて、ギリシャ北部のピリッポイ古代遺跡が正式に世界文化遺産に登録されることが決定しました。
ヨーロッパとアジアをつなぐ重要な要塞として栄えたピリッポイには、古代ローマ遺跡として価値があること、そしてそれに加えて、遺跡内には初期キリスト教時代の貴重なバシリカ(聖堂)も遺されているということ。この2点が評価されて今回の世界遺産登録は決定したということです。
この新たな世界遺産登録で、ギリシャ観光はますます盛り上がっていくこと間違いなしですね。
改めてギリシャの観光の魅力についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
島々では自然の美しさや陽気な雰囲気など、「今」のギリシャの魅力を味わうことができます。一方で、数千年の歴史を背負った古代遺跡で、遥か昔の「歴史」を感じることもできます。
1度は行きたい国「ギリシャ」を、来年の旅行先候補にそろそろ入れてみてはいかがでしょうか!
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