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スロヴェニア冬追い祭りには「なまはげ」がいた

  • 2016/03/07
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日本の東北地方において有名な「なまはげ」。
山の神々からの使いとして悪を戒め、吉を招くとされる
日本の民俗行事の一つであり、鬼のようなその姿は一度見たら忘れられません。
そんな「なまはげ文化」が、スロヴェニアにもあることをご存知ですか?

冬の終わりを告げるカーニバル

スロヴェニアで最古の町として知られるプトゥイでは、
毎年2月頃になると国内外から10万人以上が参加する
「クレントヴァニエ(Kurentovanje)」という、
スロヴェニア最大の冬のお祭りが開催されます。

このお祭りの見所は、なんといってもその衣装!

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スロヴェニアの伝統行事として多くの人に親しまれている
このクレントヴァニエは、冷たく寒い冬を追い出し、
春の訪れを祝うために行われるお祭りで、
人々は羊の毛皮を全身に纏い、顔にはそれぞれ特徴のある仮面、
腰に大きなベルを付け、スロベニア東部に伝わる伝説上の生き物
「クレント」
となり、ベルを鳴らしながら街中を闊歩するのです。

そのなんとも不気味な格好は、まるで日本のなまはげを連想させます。

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出典:https://www.instagram.com/p/BBdAUV2i3iD/?tagged=kurentovanje

クレントヴァニエの歴史と今

1960年からはじまったとされるクレントヴァニエ、
実はこのお祭りの風習自体はキリスト教伝来以前からあったといわれており、
当時の人々は仮面をつけることにより、魔界や聖なる世界、
先祖の霊が住む世界とつながれると信じていました。

今では伝統的なクレントの衣装だけではなく、
日々の生活を表す農民や槍使いなどの衣装を纏う人や、
クレントヴァニエとは関係なく好きな仮装を楽しむ人もいます。

日本ではまだあまり知られていないイベントですが、
2012年には、日本のなまはげが
実際にクレントヴァニエに参加したこともあるんだそうです。

おもちゃの家の灯籠流しで春を呼ぶ

クレントヴァニエと同じように、
長い冬を終え春の訪れを喜ぶ行事がスロヴェニアにはもうひとつあります。

3月12日の聖グレゴリー・デーと呼ばれる祝日の前日、
製鉄業で栄えたKropa、 Kamna Goricaという地域を流れるLipnica川では
子どもたちが作ったおもちゃの家の中にロウソクを灯し、
次々と川に流します。そのロウソクの明かりが水面に映り、
うっとりとした雰囲気を作り出し、
春の訪れを感じさせる素敵なイベントです。

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手作業で製鉄が行われていた時代、3月12日は春が始まる日とされており、
春になると日が伸びて暖かくなるため作業の際に電気をつけずに済むので、
人々はこの日を心待ちにしていたのです。

聖グレゴリーとは3世紀に実在した聖者で、
彼が最初に川へランプを流したことから、人々はそれを伝統とし、
春を呼ぶ行いとして毎年灯篭流しているのです。

食・自然・イベント、どれをとっても
一度の訪問じゃ体験し尽くせないほど、魅力に溢れているスロヴェニア。

是非、皆さんもsLOVEniaに「愛」を感じに行きませんか?

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