出典:https://www.instagram.com/p/BRtoo1HAfU6/?taken-by=kodawariramen
フランスと言えば食文化豊かでせっかく旅行に行くのであれば美味しいフレンチレストランで食事をしたいですよね。しかしそんなフランスのパリでは今空前のラーメンブームが巻き起こり、ラーメンの聖地となりつつあるのです。
パリのラーメン屋さんは日本人や中国人が経営しているお店が多いですが、今回は2016年にオープンしたフランス人が経営する、パリにいるのにまるで日本のラーメン横丁で食べているようにしか思えないラーメン屋さん「こだわり」をご紹介します。
ここはパリ?それとも日本?

入店してまず驚くのは店内の装飾です。日本の昭和時代の飲み屋街にタイムスリップしたかのような雰囲気しか感じられないこの装飾は、パリにいるのにまるで日本にいるとしか考えられない店構えです。
店員さんは日本人とフランス人が対応してくれますが、店内のお客さんはフランス人ばかり。このような飲み屋街に対する私たち日本人が持っているイメージは、サラリーマンのお父さんたちが仕事帰りに一杯やっている光景ですよね。それなのにフランス人ばかりがこの雰囲気でラーメンを食べているなんてとても面白いです。
装飾品はもちろん日本からお取り寄せ

日本にしか感じられないこの雰囲気を醸し出しているこれらの装飾品は、もちろん全て日本からお取り寄せしたものだそうです。オーナーのフランス人は日本をこよなく愛しているようで、この店内を実現するためにこれだけのものを日本から揃えたなんてお店への「こだわり」が強く感じられますよね。
店内で飾られている日本のお菓子やおもちゃのパッケージの数々は現代の日本でも目にすることがほとんどなくなったものばかりです。私たち日本人にとってもある意味貴重な店内装飾ですね。
気になるラーメンは?

出典:https://www.instagram.com/p/BRtoNgyABC0/?taken-by=kodawariramen
ラーメンは鶏がらスープが基本ベースになっており、黒ゴマニンニクそば、白湯そば、地鶏塩そば、地鶏醤油そばがあります。それぞれ12ユーロで、追加で豚チャーシュー、卵、ピリ辛ソースの追加もでき、替え玉のオーダーも可能です。辛味についてはフランス料理ではあまり辛いものはありませんので、追加トッピングができるのは珍しいです。
全体的にスープはあっさりしていて優しい味という印象です。麺は太麺とまではいきませんが、少し太めで硬すぎず、柔らかすぎず食感も日本の麺とほとんど変わりません。シェフが日本人なので、日本のラーメン製法がきちんと取り入れられていると感じることができます。
季節によっては醤油冷やし中華が短期メニューで登場することもあります。またベジタリアン向けにかぼちゃがスープのベースになったラーメンも新しく考案されました。ベジタリアンメニューの開発もされているところは、やはり日本ではなくフランスのお店だと感じますね。
サイドメニューも充実
名称 |
KODAWARI RAMEN 地鶏こだわりラーメン |
住所 |
29 rue Mazarine,75006 Paris
|
営業時間 |
月〜日ランチ12:00〜14:30/夜19:00〜22:00(金・土〜23:00) |
公式サイト |
http://www.kodawari-ramen.com |
メモ |
日本人の店員さんがいる場合は日本語対応可能ですが、日本人スタッフが不在の時は日本語が通じない場合もあります。 |
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